小林リズムの紙のむだづかい(連載330)

小林リズムの紙のむだづかい(連載330)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。


清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/


四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。


小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/


小林リズムの紙のむだづかい

【出版への道⑦】



 
書けば書くほど、どんどんダメになっていく。

どんなに書いてもうまくならない。たくさん読み返しても納得できない。書いては失望して書いては失望して…繰り返しのなかでわかることといえば、
「あたし、才能皆無なんだけど…」
という絶望的な現実だけ。なんでこんなにできないんだろう。どうして私はダメなんだろう。報われる可能性がゼロの恋愛をしているときってこんな気持ちなのかもしれない。

ひどいときは、自分の文章を読むのが嫌になって背筋がぞっとする。恥と後悔と不甲斐なさが混ざりに混ざって鳥肌に変わるし、おぞましくって泣けてくる。
私はどこに向かっているんだろう?行きたい方向を見つめているだけで、進んでいない気がする。同じ場所で足踏みし続けるのは、せっかちな自分には一番向いていない。一生振り向いてくれない相手に向かって走り続けるのなんて、不毛すぎる。

書くのが好きで、書くのが嫌い。どっちの気持ちも負けていないし、勝ってもいない。同じバランスで釣り合っている。これだったら「もうあなた書いても無理です。ダメです」ってきっぱり言われたほうがせいせいするのにとか、誰かにオシマイデスって決断を下してほしいとか思う。


…ということを書いていたのが、つい最近までの話。
中途半端にここまで書き散らかして放置していた模様。いやぁもう、よくもこんなに暗いことをつらつらと書いたなぁと自分でも思う(笑)。

散々迷走して自分のできなさに愕然とするけれど、それでも今日も一応何かしら書いている。明日はまたショックを受けているかもしれないけど、でもやっぱり続けていると思う。

自分の文章力のなさに呆然としながらこの先どうしようか途方に暮れていたとき。なんにも望みがないように思えたとき。もう書くのは終わりにしましょうか、と告げられる気がしたとき。編集者の方から届いたメールのタイトル「楽しく読めました」は、心の底からしみた。



 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
http://ameblo.jp/nanto-kana/

twitter:@rizuko21


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