小林リズムの紙のむだづかい(連載323)

小林リズムの紙のむだづかい(連載323)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。


清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/


四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。


小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/

小林リズムの紙のむだづかい(連載323)
【さよならテレビ】
 
バイト先ではほとんどずっとパソコンの画面とにらめっこしているから、ほとんど声を発しない。そのまま帰ってきて一人暮らしの家でひとり引きこもっていると、無性に人の声が恋しくなる。
「もうこの際、話せなくてもいい!とにかく人の声が聴きたい!」
とテレビをつけると、賑やかに人の声が飛び交っていてほっとする。バラエティー番組を見ながらにやにやして、面白さがピークに達すると声をあげて笑ってしまう。「ふっふっふ」から「あははっ」とヒートアップしていって、最終的には「なにそれ!」「ないわー!」なんてひとりで突っ込みをいれたりする。楽しい。でも気付くとふつうに2時間とか経っていてびっくりする。あなたたちは時間泥棒だったのね……。

お金も有限だけど時間なんてもっと有限で、「時間さえあればなんとかなるのに!」と思うことがたくさんある。時間があったら、まず寝たい。睡眠時間を1〜2時間くらい増やしたい(今は6時間くらい)。それから、適度な運動と食事も考えたきちんとした生活をしたい。散歩したり、煮物つくったりロールキャベツつくったり。そういう「ちゃんとした感」があることをしたい。あとは自分で叶えたいことや勉強したいことを片っ端から全部やりたい。話を聞いてみたい人も、参加してみたいイベントもある。そう考えると、なんだか生活に追われるばかりで、やりたいことなんて少ししかできていないように思える不思議。

けれどこういう「時間がなくて忙しい!」っていう人は大成しないんだって。
『時間がないのではなく、時間の使い方が下手なだけ。時間はつくるものなのです』
って何かで読んだ。「つくるもの」というのはつまり、自分でうまく調整したりやりくりして、捻出するということらしい。節約上手というのはきっと時間でもそういうのがスムーズにできるんだろうな。
でも私はやりくり上手でないから困っている。そして困ってばかりもいられないので、「テレビ断ち」を決心した。リモコンを押さない、触らない、視界に入れない。一度つけたら流されるまま見続けてしまい、消すのは相当厳しくなる。最初からつけないに越したことはない。

テレビ断ちは思いのほか簡単にできた。「人の声が聴きたい!」という欲求は、当面はスマホのラジオで補うことにした。ラジオっていいね。テレビよりも人の声が近く感じる。





 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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