『ドストエフスキー曼陀羅』第四号が本日納品

ドストエフスキー曼陀羅』第四号が本日納品された。「清水正vs中村文昭〈ネジ式螺旋対談〉in21世紀」に寄せて学生、文芸評論家、ドストエフスキー研究家たちの論文・エッセイを掲載してある。






目次
「〈ネジ式螺旋〉対談ドストエフスキーin21世紀 清水正vs中村文昭」を読んで

絶対的他者としてのドストエフスキーとの対話劇ーー清水正試論/山崎行太郎
想像は光である〜「清水正vs中村文昭」を読んで/横尾和博
清水正VS中村文昭「〈ネジ式螺旋対談〉ドストエフスキーin21世紀」を読む/小柳 安夫

清水正・中村文昭対談によせて氏の方法の根幹を問う/清水孝純
慟哭と鎮魂の文学観/猫蔵
清水正vs中村文昭」対談に想う/下原敏彦

学生が読む
〈ネジ式螺旋対談〉ドストエフスキーin21世紀  清水正vs中村文昭

私のドストエフスキー体験/村上 絵梨香
「対談ドストエフスキーin21世紀」を読んで/外林春佳
体験と批評について/大谷 明子
「〈ネジ式螺旋〉対談ドストエフスキーin21世紀 清水正vs中村文昭」を読んで/北爪美帆
「〈ネジ式螺旋〉対談ドストエフスキーin21世紀 清水正vs中村文昭」を読んで/吉井菜子
「〈ネジ式螺旋〉対談ドストエフスキーin21世紀 清水正vs中村文昭」を読んで─翻訳についての分析─/小山 雄也
「〈ネジ式螺旋〉対談ドストエフスキーin21世紀 清水正vs中村文昭」を読んで/桐原 彰子
 母なる性に包まれて/大西 由益


にがり顔のクリス丈Ⅱ(ヴァリエーション no.10/36)
──或る青年Kと、「夢見る書物」/中村文昭

罪と罰」の外へ/上田 薫
ラスコーリニコフの〈あれ〉と私の〈あれ〉について /森永花音
ロジオンの<アレ>とは何か/内田胡桃
ロジオンの〈アレ〉とは何か〜出発点はホームシック〜/大西 由益
“あれ”とはイコール「罪を犯す」ということ/崎田麻菜美
ロジオンの<アレ>とは何か/冨田絢子
ロジオンが最終的に求めていたものとは何だったのか/峯里織子

ロジオンにおける神と革命について/原 佳乃子
ソーニャのヴィデーニィエとマルファのプリヴィデーニィエについて/原 佳乃子

ラスコーリニコフは真に非凡人であった。/外林春佳

ロジオン・ロマーヌイチ・ラスコーリニコフについての考察/小谷はんな

「非凡さの証明」を求めた青年/北爪美帆
ロジオンのアレ──独裁者スイッチとロジオン──/大西 由益
ロジオンの求めた「アレ」についての行動と、意思に関する考察/熊井俊介
ロジオンは「おれにアレができるだろうか」と考える。この〈アレ〉は何を意味しているのか/永坂実希
お母さんと呼びたい/大西 由益

『悪霊』を読んで気になった男/小山 雄也
キリーロフの“死”をめぐって/外林春佳
罪と罰』について思うこと/青木友理

オイディプスラスコーリニコフとの関係/沼本奈々
オイディプス王』と『罪と罰』における罪と罰/ 桐原 彰子
罪と罰』と『オイディプス王』/小山 雄也

オイディプス王』から『罪と罰』へ/清水正