小林リズムの紙のむだづかい(連載306)

小林リズムの紙のむだづかい(連載306)
清水正への原稿・講演依頼は 　qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp　宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演などを引き受けます。

Ｄ文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp)　で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正・ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。Ｄ文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価（送料無料）でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D


ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/

四六判並製160頁　定価1200円＋税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
『ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は 　qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp　宛にお送りください。

小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/

小林リズムの紙のむだづかい(連載306)
小林リズム
　　【ほんとのほんとに占いなんて！】

　 1月×日　○曜日

　ものすごく久しぶりに手相占いに行った。どうしても行きたかったわけではなくて、友達に話していたら流れで行くことになったのだ。（なんか言い訳みたいだけど！）。一番安いコースを頼み、仕事の相談をしたのだけれど、なんだかもう滅亡的な結果だった。
「あなた、疲れやすいわねぇ…」
「室内にひとりでいるのが好きでしょ？」
「体力ないから、企業に勤めたほうがいいわよ」
「なんていうか、二番手のキャラだから…」
「それにしても、傷つきやすいのねぇ」
「鬱っぽくて暗くなりがちだから、一人で仕事をやるのもいいかもしれないけど。でもそれじゃあ食べていけないでしょう？」
「小指が短い…コミュニケーション能力が低いのね」
「あら！胃の調子も悪いじゃない！」…etc

　黙ってれば言いたいことばっかり言って…！とオネエ系のその占い師に文句を言いたくなったのだった。見てもらう前には「誰にでも当てはまること言うし〜、無難なことしか言わないよね〜」というスタンスをとっていたものの、実際にズケズケと言われると当たっているような気持ちになって、ついでに落ち込んでしまったりもするから不甲斐ない。実際にここ最近胃の調子がよくなく、食欲もなかったことも重なって「そうなんです…胃が疲れて…」と告げると、占い師は嬉々として「でしょう？」と言いながら胃腸改善のツボ（？）をぐいぐいと押してくれたのだった。ついでに手の指を絡めて外側に突き出す邪気を払うポーズの仕方も教わったのだけれど、家でひとりでやっているうちに馬鹿みたいに思えてきた。求めている答えを言ってくれないこの占い師は、もしかしたら当たっているのかもしれない。…なんて考えたらますます絶望的な気持ちになるのだった。池袋駅西口にある占いで、20分以内1000円だったよ。ちなみに占い師は日芸文芸学科出身らしい。見た目からして「占いやってる人！！」という感じでいかがわしくて、醸し出す雰囲気やオーラもすごくて、なんだか信じてしまうのだよね…。『いやしの泉』という言葉に似つかわしくなく、癒されなかったけれども。でもこれも宣伝をしていることになるのかな…。ああ、胃が痛い…。

　
　小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか？」
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