柴田香蒲主催「第四回 いけばな小原流 柴田香蒲社中展 花のシンフォニー」を観る

本日はあびこ市民プラザで開催中の柴田香蒲主催「第四回 いけばな小原流 柴田香蒲社中展 花のシンフォニー」を観る。あびこショッピングプラザの喫茶店卒業論文を読む前に立ち寄ったのだが、展示作品に心動くものがあったので主催者の柴田香蒲さんにお話をうかがうことにした。生花も現代ではさまざまな実験的試みがされているようで、花、その他の素材もおとなしく花瓶におさまっているわけにはいかないようだ。花、葉、木などの素材が、〈いけばな〉という創造作品にまとめられている。さまざまな形の花瓶にさまざまな素材が組み合わされ、ひとつのまとまりのある世界が構築されている。作品を見ながら、絵画や他の造形芸術につながるものを感じた。同時に、生花という伝統に新しい風を送り込もうという主催者の革新的な情熱と創造力も感じた。開催日は本日と明日の二日間ということで、〈いけばな〉は瞬間的な芸術の一種であることもあらためて感じた。瞬間の永遠性を密かに願いながら何点かの作品を撮影したので紹介しておきたい。