小林リズムの紙のむだづかい(連載277)

小林リズムの紙のむだづかい(連載277)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。

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四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
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清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。


小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/


小林リズムの紙のむだづかい(連載277)
小林リズム
    【そうだ、自炊をしよう】  

 

 自炊を始めることにした。これまで食べていた朝ご飯と言えば『魚肉ソーセージにカマンベール』『生ハムにみかん』などと、とてもじゃないけれど他人様に公開できるようなものではなかった。さらに夕飯はレトルトのカレーかラーメン。もしくは混ぜるだけのちらし寿司、茹でるだけの春雨…。そんな生活を頑なに続けていた私がなぜ自炊を決意したのかと言うと、恋人ができたからでも、女子力系のコラムを書き始めたからでもない。ある人に「自炊はするの?」と聞かれたのがきっかけだった。「しませんねぇ」と私が答えると、彼は「ああ、わかる。俺もしない。自炊する時間があるなら、他のことに時間を使いたいよね」と言ったのだ。その瞬間、私は自炊をすることを心に決めた。「私はそういう考え方じゃない。この人とは違う」と思いたかったのだ。私は食べることが好きだから、ご飯を作る過程を「そんなことするヒマがあるなら…」という理由で鼻で笑うのは、冒涜しているみたいだった。

 そうはいっても、なにせ三日坊主の私。いきなり毎食自炊だなんて絶対に続かない。だから『1日1回は自炊をする』という目標を立てた。昼間は会社にいるから、朝ご飯か夕飯。きっと夕飯は疲れ果てて作れない日もあるだろうから、朝ご飯を作ろう。…という理由で、まず始めにハンドミキサーを購入した。あの、ウィーンって音がなって粉々にするやつ。グリーンジュースとか、朝ジュースでダイエットにも効果的っていうし…ズボラは簡単には治らない。けれどバナナとヨーグルトと野菜ジュースを投入して作ったら、思った以上に美味しかった。これならフレッシュな朝を迎えることができそうだ。気分も爽快だし、お通じもよくなりそうだし、一石三鳥くらいあるかもしれない。そう思って飲んでいると、粉々にならなかったバナナの塊がいきなり口の中に入ってきて、むせそうになった。明日はみかんとバナナにしよう。

    
 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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