小林リズムの紙のむだづかい(連載253)

小林リズムの紙のむだづかい(連載253)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。

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四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。


小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/


小林リズムの紙のむだづかい(連載253)
小林リズム
 【相手の情報をスキミングしよう】

   

 
  よくよく思い出してみてもこれまで「どんなタイプの女性が好きですか?」っていう質問をしたことがない。相手に対して何も思っていなかったらさらっと聞けそうだけれど、ちょっとでも好意を持っていたら聞きづらいなぁと思う。相手に思いを寄せ始めた甘痒いときに「うーん、家庭的で控えめな女性がいいなぁ…」なんて言われたら、きっとうまく笑い返せない。「へ〜、そうなんですか〜」なんて口では簡単に言ってみせても、口角はぴくぴくと痙攣しそうだし、頬も引きつりそうだ。その場でフラれた感じ。かといって、自分が「家庭的で控えめな女性になるべく努力しよう」と思えないあたりがもう目も当てられないというか。「好きなタイプ?佐々木希」って言われたときと同じくらいの無力感。

 それでも相手の好みが気になるときってあって、なかなかストレートには聞けない。そんなときにぴったりの方法を知った。なんでも、人間の深層心理に迫るものらしくて、自然な会話で知ることができる。とりあえずはまあ、お父さんにやってみた。
「お父さんの一番好きな動物…は、なちゅ(愛犬)だよね。じゃあ、2番目に好きな動物って何?」
「うーん…そうだなぁ…。馬かな」
「…馬?なんで?どんなところが好きなの?」
「なんか、いいじゃん。かわいい」
「ウサギとかリスのが可愛くない?」
「ウサギはふつうじゃん。馬は実用的だし、かわいい」
…というわけで、お父さんの好きなタイプは“なんか実用的でかわいい人”ということがわかった。それも、一般的に可愛い人ではなくて、もっとコアな可愛さ。お母さん、よかったね。

 一番めに好きな動物の“好きな理由”は、自分が人からこう見られたいという願望。「無邪気で愛くるしいからポメラニアンが好き」という人には「君って無邪気で愛らしいよね」という褒め言葉が良好なんだって。二番目に好きな動物の“好きな理由”は、自分がパートナーに求める願望。「トラかな。なんかちょっと怖いけど野性的でカッコイイ」と答える人は、近寄りがたいけどワイルドな人がタイプっていうことがわかるんだとか。いいね、これならできそう。相手の褒め方も好きなタイプもスキミングできちゃって、なんか得した気分だね。


 

 小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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