東京ノーヴィ・レパートリーシアターの役者さん三人が日芸を訪れた

昨日29日午後三時半、東京ノーヴィ・レパートリーシアターの役者さん三人が日芸を訪れたムイシュキン公爵役の菅沢晃さん、レーベジェフ役の岡崎弘司さん、ガーニャの母親役の中村恵子さんの三人。この日は「雑誌研究」で手塚治虫版『罪と罰』の授業に参加していただいた。手塚治虫がマンガで省略した原作の重要な場面①マルメラードフの告白場面②「ラザロの復活」朗読の場面③ロジオンがシベリヤで復活の曙光に輝く場面。のうちの①に関して三十分ほどの講義を聴いていただいた後に、三人の紹介をして授業を終えた。東京ノーヴィの『『白痴』公演は是非若いひとたちに観てもらいたい。授業後、図書館長室で一時間半ばかり引き続きドストエフスキーの文学について語った。授業と図書館長室での話はビデオ撮影してあるのでいずれ紹介できるかもしれない。その後は江古田の居酒屋で飲み会。会議を終えた山下聖美さんも加わって、とにかく楽しく熱いひとときを過ごすことになった。
日芸図書館にて。左から中村恵子さん、岡崎弘司さん、清水正、菅沢晃さん。


清水正研究室にて菅沢晃さんと。

清水正研究室にて岡崎さん、中村さん、菅沢晃さん。

江古田の居酒屋「あぶりや」で。菅沢晃さん。

江古田の居酒屋「あぶりや」で。山下聖美さん参戦。


東京ノーヴィの理事長・岡崎弘司さんと。

江古田駅プラットホームにて記念撮影。

菅沢晃さんと江古田駅プラットホームにて。菅沢さんのムイシュキン役はとにかくすばらしい。ぜひ『白痴』公演(両国・シアターX)を観てください。

帰りの電車の中で。菅沢晃さんが手にしているのは『『清水正宮沢賢治論全集』第一巻。

池袋行きの電車の中で。

日芸図書館発行『日本のマンガ家 日野日出志』を手にする菅沢晃さん。