小林リズムの紙のむだづかい(連載234)

小林リズムの紙のむだづかい(連載234)
清水正への原稿・講演依頼は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演などを引き受けます。

D文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。D文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価(送料無料)でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
清水正の著作はここをクリックしてください。

http://d.hatena.ne.jp/shimizumasashi/searchdiary?word=%2A%5B%C0%B6%BF%E5%C0%B5%A4%CE%C3%F8%BA%EE%CC%DC%CF%BF%5D

ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/


四六判並製160頁 定価1200円+税

京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
ドラえもん』の凄さがわかります。
http://www.youtube.com/watch?v=1GaA-9vEkPg&feature=plcp

清水正へのレポート提出は  qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。


小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/

小林リズムの紙のむだづかい(連載234)
小林リズム
 【好きな人のタイプとか】


  もう一度、恋をしよう。

 …というコピーが書かれたポケットティッシュを道端でもらった。ピンク地の白抜きのポップ体でシンプルに書かれていた。なんの宣伝のティッシュかわからないそれは「おお…!」と感動するくらいのインパクトがあって、わかった、わたし、もう一度恋をする!…と、もう何度めかはわからない誓いをたてた。

「どういう人がタイプ?」
と聞かれたら、迷わず「単純で素直な人が好き」と答える。食べ物を美味しそうに食べたり、好きなものは好きとまっすぐに伝える人。嫌なことは嫌、悲しいときには我慢せずに悲しみを訴えてくるわかりやすい人。お父さんにそう話したら「なんか男が女性に求める理想像っぽいじゃん」と言われた。そして「女々しい感じの人がいいの…?」とも聞かれたのだけれど、うん、確かにそうかもしれない。とりあえず自分とは似ていない人と付き合いたい。
 幼馴染が言うことには「付き合うなら馬鹿な人のほうがいいなぁ」らしく、理由は「そのほうが楽しそうだから」だって。わかるような気がする。ひとつの出来事を複雑にこねくり回して考えるよりも、楽しいときに笑って悲しいときに泣く、人間の野性的な感覚で善悪の区別ができたり、優しさとか思いやりを受け取れる人は一緒にいてラクかもしれない。

 バラエティ番組に登場する、酸いも甘いも知り尽くした人生経験豊富なタレントとか、偽善が大嫌いな辛口コメント残す芸人とかを見ていると仲良くなりたなぁと思う。面白いなぁ、一緒に飲みたいなぁ、と思うけれど、そういうふうに重度のコンプレックスを抱えて卑屈になっているような人とは、共感することはできても恋愛にはならない気がする。ある程度嘘は嘘と見過ごせて、知らないふりもできるようでないと、お互いに気を遣い合って探り合って体力も精神力も消耗しそう…。

 そういえば「わたしも単純な人が好き〜」と言っていたのは、過去に同じ人を取り合ったことのある友達だった。「一度でも好きな人がかぶったことがあるから、好きになる人の傾向は似てるのかもね」なんていうブラックジョークを交わしたのだけれど、どうなんだろう。彼女とは「ヨーグルトやプリンは大きなスプーンで食べるのが好き」というところの好みも一致している。食べ物の好みと人の好みってかぶるのかなぁ?今度一緒に飲み会に行って確かめてみようかと計画中!


  

小林リズムのブログもぜひご覧ください「ゆとりはお呼びでないですか?」
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