小林リズムの紙のむだづかい(連載187)
清水正への原稿・講演依頼は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演などを引き受けます。
Ｄ文学研究会発行の著作は直接メール(qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp) で申込むことができます。住所、電話番号、氏名、購読希望の著書名、冊数を書いて申し込んでください。振込先のゆうちよ銀行の番号などをお知らせします。既刊の『清水正・ドストエフスキー論全集』第一巻〜第六巻はすべて定価3500円(送料無料)でお送りします。Ｄ文学研究会発行の著作は絶版本以外はすべて定価（送料無料）でお送りします。なおД文学研究会発行の限定私家版を希望の方はお問い合わせください。
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ここをクリックしてください。清水正研究室http://shimi-masa.com/
四六判並製160頁 定価1200円＋税
京都造形芸術大学での特別講座が紹介されていますので、是非ご覧ください。
『ドラえもん』の凄さがわかります。
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清水正へのレポート提出は qqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお送りください。
小林リズムさんが八月九日「ミスID」2014にファイナリスト35人中に選ばれました。
http://www.transit-web.com/miss-id/
小林リズムの紙のむだづかい(連載187)
小林リズム
【ナチュラルぶりっこのつくりかた①】
「男性がひとりで家にいるときに素っ裸になる人が多いのは、日ごろ抑圧している部分を家のなかでは解放したいという欲求のあらわれです」
というようなことがネットで書かれていて、ほほお…と唸ってしまった。記事のなかで室内裸族は男性が多いって書かれていたけれど、実際のところ独身一人暮らしだったら裸族の女性もかなりの数がいるのではないかと思う。デヴィ夫人だって叶姉妹だって家にいるときは裸だっていうし。何を隠そうわたしだってパンツは履くけれどほぼ全裸みたいな状態で過ごすことがあるし、少なくともブラジャーはつけない。靴下も脱ぐし、髪の毛も結わないし、ゆるーいTシャツ+パンツというスタイルでいるときが一番の至福だ。ブラジャーもジーパンのウエストもわたしを縛り付けない、誰にも見られていない、嗚呼、なんたる解放感…！
とはいえ、この間ほぼ全裸みたいな状態で買ってきた鳥の手羽先を食べたのだけれど、そのときはさすがに我に返った。「あたし、こんな野性的な姿で何やってるんだろう…」ボサボサの頭で、葉っぱ一枚で大事なところを隠しているだけみたいなスタイルで、肉にがっつく…女どうこう以前に現代の人間としてあるまじい姿なのではないかと…。さすがに自分が悲しくなったよね。まあ、これはいきすぎた行為だとしても、家にいるときくらい開放感マックスで暮らしたい。
記事によると、男性は女性よりも社会のなかでプレッシャーを感じ「男だから泣くな」とか「強くなれ」と言われてきたから、女性よりもずっと抑圧している部分があるのだとか。えー、なにそれ。いつの時代の話？女の涙だって武器にならないような時代なのに、それどころか異性だけでなく同性の視線までも気にしなくてはいけない女性だって十分に抑圧されている気がするのだけど。「え〜わかんなぁい」系ぶりっこなんて今じゃ絶滅寸前で、どんどんとナチュラルぶりっこにシフトチェンジしている。ぶりっこも賢く自然に振る舞わないとウケない。そして今、この“ナチュラルぶりっこ”について、わたしは今プロから教わって勉強しているのだった。
教祖会社で同期だったカナコ師匠は、男をたぶらかすプロ。「中学生のころからたぶらかしてきた♡」と堂々と宣言する彼女と、最近個人的にネットラジオをはじめた。番組名は【モテすぎ〜モテ期が過ぎたらもう終わり〜】。
「かわいい姿ばかり見せていても面白くないから、たまーに変顔をするの。変顔っていっても女同士でやるようなエグい顔じゃないやつね！」
という師匠イチオシの変顔は、只今絶大な人気の綾瀬はるかもよくやるウサギのモノマネ。両方のほっぺたを吸い込んで小鳥のクチみたいにするやつ。確かにブタの物まねとかタコの顔マネをするよりもずっとゆるく可愛い変顔で、愛嬌がある。
「こういう意外性というかギャップに、男は“かわいいな”って思うんだよ。親しみやすいっていうか」
ですって。いやぁ、感服。だてにたぶらかし歴１５年ではない。（つづく）
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