大学近くのレストランで忘年会を兼ねた飲み会

昨日は七時過ぎから大学近くのレストランで忘年会を兼ねた飲み会。日野日出志さん、下原敏彦さん、山下聖美さん、遅れて山崎行太郎さんが参加。日野日出志さんは黒澤明監督の「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」の話で熱弁を振るった。山崎行太郎さんはもっぱら衆議院選挙の支持者の話で盛り上がり、山下さんは相変わらずのマイペースで、食べた後は瞑想にふけっているのかと思いきや「お腹がいっぱいで眠い」とか。下原さんはひたすら沈黙を守っていた。

山崎行太郎さんが志岐武彦さんと共著で『最高裁の罠』を刊行しました。アマゾンの広告ベージから再録しておきます。山崎さんは文芸評論家ですが、近年は辛口の政治評論家としても注目されています。今度の本はドストエフスキーの『悪霊』の深層舞台と重ね合わせて読むことで、数倍面白みが増すはずです。政治の深層は文学の深層と通底していますが、そこまで読み取れるジャーナリストがいないことは残念です。


最高裁の罠』の内容紹介
「検察の罠」から「最高裁の罠」へ
「小沢事件」及び「小沢裁判」は、日本国家の暗部を次々と暴露してきた。東京地検特捜部の暗部、検察審査会の暗部、マスコミの暗部、そして米国の植民地支配の暗部……。
本書が取り上げるのは、「検察の罠」の先にある「最高裁の罠」である。 最高裁の司令塔の役割を担っているのは、「最高裁事務総局」という組織である。そして、この最高裁事務総局こそが、小沢一郎を強制起訴に追い込んだ検察審査会を管轄しているのである。
守秘義務」や「非公開の原則」などによって秘密のヴェールに包まれたままの最高裁検察審査会の深い「闇」。本書はその「窓のない、黒くて、ぶ厚い石の壁」に挑んだ記録である。
我々は多くの証拠や文献、そして現場での調査から、次のように結論せざるを得なかった。
●「小沢一郎検察審査会は、開かれていなかったのではないか」
●「検察審査会メンバーは、本当は存在しないのではないか」
●「小沢一郎強制起訴は、『架空議決』だったのではないか」
著者について志岐武彦(しき・たけひこ)
1942年、京城(現ソウル)に生まれ、終戦とともに引揚げ。東京都立大学理学部化学科卒。1966年、旭化成(株)入社。10年間商品開発業務に携わった後、「住宅事業部門」(へーベルハウス)に移り、東京、北関東、関西の技術総括部長、関西営業部長、品質管理部門長などを歴任。阪神大震災では復興復旧本部長。2004年退社(旭化成元役員)。2009年からブログ「一市民が斬る! ! 」を主宰。

山崎行太郎(やまざき・こうたろう)
哲学者、文藝評論家。1947年鹿児島生れ。慶応義塾大学哲学科卒業。同大学院修了。東工大埼玉大学を経て、現在日大芸術学部講師。小林秀雄江藤淳等の影響を受けて「三田文学」から文藝評論家としてデビュー。著書に『小林秀雄ベルグソン』、『小説三島由紀夫事件』。近著『それでも私は小沢一郎を断固支持する』がベストセラーに。現在、『月刊日本』に「月刊・文芸時評」を連載中。ブログ「毒蛇山荘日記」で政治評論、政治哲学を中心に言論活動中。「江古田哲学研究会」主宰。

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清水正ドストエフスキー論全集』第六巻『「悪霊」の世界』の刊行
A五判上製608頁 定価3500円+消費税 
栞16頁には下記のエッセイが収録されています
下原敏彦……清水探偵のひらめきと想像・創造批評
山下聖美……重厚で濃密な批評世界
猫蔵……清く流るる水
穴澤勇樹……私と清水先生
五十嵐綾野……清水先生という風に吹かれて
山崎行太郎……ニコライ・スタヴローギンの帰郷
       ─清水正の『悪霊』論三部作を読む─
此経啓助……続・「世間」にとらわれない男

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ドラえもん』の凄さがわかります。
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