「文芸批評論」で(オディプス王」を講義

清水正への原稿・講演依頼はqqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。
ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演を引き受けます。
ここをクリックしてください エデンの南   清水正の林芙美子『浮雲』論連載    清水正研究室  
清水正の著作   D文学研究会発行本   グッドプロフェッサー


「文芸批評論」はドストエフスキーの作品を主に題材にして授業を進めているが、当ブログでは「マンガ論」の授業内容は紹介しているが、この授業はまったくと言っていいほど取り上げていない。ただし、今年は「マンガ論」「雑誌研究」とこの「文芸批評論」の授業はすべてビデオ撮影してある。今年最初の「文芸批評論」は十二月十日に行ったが、ソポクレスの「オイディプス王」をとりあげた。十六年前に七百枚近くの『「オイディプス王」を読む』を刊行したが、これについて授業でとりあげることはなかった。昨年、大地震津波・原子炉爆発と続いたので、その関連で「オイディプス王」をとりあげようと思った。昨年暮れから本格的にこの作品を取り上げたのは、実は『ドラえもん』にある。ベトナムでこの作品が大人気であること、ベトナムの日本料理店「どらえもんかか」に三度も足を運んだことなど、もあって、まずは『ドラえもん』論を書き始めて、今は『アポロンの地獄』を批評することになった。『ドラえもん』をドストエフスキーの文学やソポクレスの『オイディプス王』などと関連づけて『世界文学の中の「ドラえもん」』を刊行する予定で進めている。