我孫子イトーヨーカドー入口近くでアート
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清水正の著作 D文学研究会発行本 グッドプロフェッサー
いつも我孫子「イトーヨーカドー」内を通って駅に向かうが、店内ではいろいろと企画があって、絵画展や舞踊や音楽会なども催されている。今日は入口近くの壁に絵を描いている二人の青年たちの姿が目にとまった。広い縦長のキャンパスには無数の四角が自在に描かれ全体としては丸い調和へと昇華されている。個が群像となって乱舞し、さまざまな葛藤を抱えながら希望へと向かっている。面白い絵だなと感じる前に、何か心に訴えてくるものがあったので、製作中の二人に声をかけた。アーチストはOZ(尾頭)さんと駒場拓也さんのお二人。若くエネルギッシュなアーティストが描きだす世界は闇と光という二項対立的世界ではなく、闇と光自体が融合化しつつ希望の絶対光へと向かっている。3:11以降、日本人のひとりひとりが抱いている深い祈りを反映した作品である。ぜひ、足を運んで生の壁画に接してほしい。
画面左がOZさん、右が駒場さん。