「和紙アート花音」和紙絵画展を見る
清水正への原稿・講演依頼はqqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。
ドストエフスキー・宮沢賢治・宮崎駿・今村昌平・林芙美子・つげ義春・日野日出志などについての講演を引き受けます。
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清水正の著作 D文学研究会発行本 グッドプロフェッサー
清水正の新刊案内『林芙美子と屋久島』 (D文学研究会・星雲社発売)は日本図書館協会選定図書に選ばれました。
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本日は久しぶりにあびこ市民プラザ・ギャラリーを訪れる。熱暑の午後に冷房のきいた会場に入ると落ち着いた気分になる。主宰者の木村満里子さんにお話しを伺う。谷崎 潤一郎の作品に触れ、日本文化のすばらしさに気づき、三十年前から和紙絵画の制作とその普及に努めてきたということであった。今年は薔薇をテーマにしたそうで、会場に入ってすぐ左の壁面には薔薇を題材にした力作が十点ほど飾られてあった。静かな佇まいの時空にメルヘンチックで情熱的な薔薇の花が咲き乱れていた。木村さんの作品には静謐な聖性と無垢な精神性、秘められた情熱を感じた。娘さんやお孫さんを題材にした作品も展示されていたが、そこには溢れんばかりの優しさが滲んでいた。
作品「レスポワール」と「予感」の前で。主宰者の木村満里子さん。
木村満里子作「旅愁」
木村満里子作「聖夜」
木村満里子作「ヘブンリーブルー」
木村満里子作「仲よし」。娘さんをモデルに二十年前に制作したとのことでした。
作品「母の日に」と「想い」を前に作者の高橋美智子さん。
高橋美智子作「想い」と「父の日に」
「和紙アート花音」和紙絵画展は八月五日から八月十日まで開催しています。つかの間、俗世を離れてアートな気分を存分に味わいたい方は是非ご覧ください。