池袋リブロ書店で林芙美子コーナー

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清水正の著作   D文学研究会発行本   グッドプロフェッサー
清水正の新刊案内林芙美子屋久島』 (D文学研究会・星雲社発売)は日本図書館協会選定図書に選ばれました。
A五判並製160頁・定価1500円+税

池袋リブロ書店で林芙美子コーナー

昨日二十一日、大学からの帰り池袋リブロ書店に寄ってみると、地下一階文芸書売り場の一角に「林芙美子の世界」が設けられていた。去る五月六日、リブロ書店の店長菊池壮一さんと文芸書売り場マネージャーの昼間匠さんが日芸図書館長室を訪ねてこられたときに、私は二つの企画を提案した。一つは六月から林芙美子コーナーを設けること。二つ目は、日芸出身の三大女流作家として著名な林真理子群ようこよしもとばななのブックフェアを開催すること。その際、日芸の現役学生が作成しているゼミ雑誌なども展示して、大いに日芸力を発信し、同時にリブロ書店と日芸図書館の交流を深め、今後もさまざまな企画を共同で進めていきたいということ。この件で二度ほど文芸売り場で昼間さんと打ち合わせをしたが、今回、林芙美子に関する企画が実現した。今年は林芙美子没後六十年で「江古田文学」は山下聖美担当で林芙美子特集のために大詰めの編集に追われている。今、林芙美子の本はあまり出版されていない。出版社の編集者で林芙美子に情熱を傾けるひとはいないのであろうか。