清水正著『林芙美子と屋久島』(D文学研究会)の刊行に向けて

清水正への原稿・講演依頼はqqh576zd@salsa.ocn.ne.jp 宛にお申込みください。
ドストエフスキー宮沢賢治宮崎駿今村昌平林芙美子つげ義春日野日出志などについての講演を引き受けます。
ここをクリックしてください エデンの南   清水正の林芙美子『浮雲』論連載    清水正研究室  
清水正の著作   D文学研究会発行本   グッドプロフェッサー
今年は林芙美子の没後六十年。わたしは現在、一昨年から『浮雲』を執筆し続けているが、いつ終えるともしれない膨大な作品批評となっている。年賀葉書には今年中には書き終えるようなことを書いたが、それも不可能かもしれない。「清水正研究室」のブログには170回にわたって「林芙美子の文学」を掲載したが、実はその後も書き続けている。成瀬巳喜男監督の映画『浮雲』と原作『浮雲』の比較を徹底検証しようとして途中から再び『浮雲』論となり、それも五百枚を越えた。延々と続く富岡とゆき子の腐れ縁を執拗に追い続けている。そんなこともあって『浮雲』論が完成するのはいつになるかわからないので、今年は百六十ページ位の小さな本をだすことにした。私家版五十部の『私家版・林芙美子屋久島』と市販版『林芙美子屋久島』を刊行する。三月末には刊行するが、本日、後者の表紙カバーが届けられたので紹介しておく。この本の内容に関しては後日、当ブログで触れることにしたい。