「日野日出志特集」の打ち合わせを兼ねて

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清水正の著作   D文学研究会発行本

昨日九月二十四日は日野日出志さん、志賀公江さん、山崎行太郎さんらと久しぶりにお会いして、江古田の中華店で飲み会。このメンツで会えば漫画、文学から政治問題まで話がはずむ。山崎行太郎さんは文芸評論家だが、ブログ「毒蛇通信」で連日、辛口の政治批評を展開している。今の政治家に期待できるものは何もない。厚生大臣経験者の管総理が国連の演説で「疾病」を「しつびょう」と読んでいるのを、テレビ報道で見たときには、あきれはててしまった。それにしても今の日本の若者たちはデモひとつするわけでもなく、気持ち悪いほど静かですな。
「雑誌研究」では今年度は日野日出志特集を企画しているので、昨夜は日野さんの代表作「蔵六の奇病」で盛り上がった。志賀さんは京都造形芸術大学で来年度より開設される漫画学科の学科長に決まっているので、今は多忙をきわめている。日本のアニメ、漫画の現在と未来を見据えて、今、何をすべきか、志賀さんと会うと必ずそういう話になる。

清水正   志賀公江

日野日出志  山崎行太郎

山崎行太郎  日野日出志  清水正