「第一回ヴァーモス油絵会展」を見る

ここをクリックしてください エデンの南   清水正の林芙美子『浮雲』論連載    清水正研究室  
清水正の著作   D文学研究会発行本
酷暑の昼、ウォーキングの途中、我孫子市民プラザ・ギャラリー・ホールに立ち寄り「第一回ヴァーモス油絵会展」を見る。印象に残った画を紹介したい。わたしが惹かれる絵は、描き手の心象がよく反映されているもの、描かれた対象にこめられたものが、ふと見る者の琴線に触れるものである。畑さんの絵は対象をとらえるデッサン力が確かで、ヴァイオリンの奏でる音が聴こえてくるようだ。妥協のない、上品な静謐さを湛えた作品である。
畑文代画「奏でる」

今成正男画「石岡にて」