日芸・自動車部新部員歓迎会(連載第十二・最終回)・林芙美子文学館訪問

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日芸・自動車部新部員歓迎会(2010/7/28) 林芙美子文学館訪問 
林芙美子文学館館長黒鳥正人さんの解説を聞き終わった後、一階の展示室に戻ってコーヒーを御馳走になる。館長の戦時中、戦後の思い出話などを聞くことができた。帰り際に、私たち全員に「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」の色紙をくださった。閉館時間を一時間以上もオーバーして熱い解説をしてくださった館長に感謝。
午後七時近く、林芙美子文学館を後にした一行は、車二台に分乗し、映画「千と千尋の神隠し」油屋のモデルとなった渋温泉の金具屋に立ち寄った。日暮れ時の温泉街は独特の風情を感じさせる。一瞬、千尋目線で風景を眺める。再び高速道路に戻り、走りに走って無事東京に着いたのは午後十時近くになっていた。
今年の自動車部新部員歓迎会は七月二十七日は「徳富蘆花記念文学館」「おもちゃと人形・自動車博物館」「旅館 金太夫」、二十八日は「善光寺」「林芙美子文学館」「渋温泉街」とめぐり、充実した二日間を満喫することができた。

林芙美子文学館の二階。芙美子が原稿を書いていたという机に向かって。『浮雲』論を書き続けているわたしとしては感無量。

お世話になった黒鳥正人館長と記念撮影。

戦中・戦後の思い出を語る黒鳥館長。







渋温泉の金具屋の前の道路で。二日間、運転し続けた自動車部主将の高橋成斗君とOB会副会長の宮野政崇さん。