尾道・因島へ研究旅行(林芙美子を訪ねて)2010/6/5〜6)連載2

清水正の林芙美子『浮雲』論連載    清水正研究室   清水正の著作  エデンの南
喫茶芙美子から石段を昇って目指すは文学記念室にある林芙美子関係の展示物。日芸マスコミ研究会メンバーと木暮享さんと私の五人は、高垣さんの名解説を聴きながら、存分に展示物を眼にすることができた。初版本は手にすることはできないが、その装丁の美しさに竹久夢二記念館館長の木暮さんは何度もつぶやくような感嘆の声を発していた。木暮さんは尾道の石段や石垣にも関心を示され、その高度な技術に感心されていた。木暮さんご夫妻は四時前に、山下さんは翌日の入試関係の仕事のため六時過ぎに飛行機で東京へと向かった。私と坂本さんと藤野君の三人は明日の因島取材のために、とりあえず尾道駅前の広場で夜景を楽しみながらビールで乾杯。















エデンの南