しりあがり寿さんの授業を聴講(ゲスト講師に蛭子能収さんと手塚能理子さん)

清水正の林芙美子『浮雲』論連載    清水正研究室   清水正の著作
2010年6月10日は、三時より大学院委員会。三十分ほどで終了したので、急いで「文芸特殊研究Ⅱ」の授業を聴講しに行く。この日はユニークな作品で評価の高い漫画家・蛭子能収さんと漫画雑誌「アックス」の編集長・手塚能理子さんがゲスト講師として授業に参加。手塚さんと蛭子さんの対談形式の講義は抜群に面白かった。受講生からは笑いがたえない。蛭子さんの本音がばんばん放射された。テレビで観るひとのいい感じとは違った漫画家のきびしい表情がステキであった。しりあがり寿さん、手塚さん、蛭子さんの漫画つながりの、その絆の強さも感じられた。授業終了後に研究室に戻って、配布されていた蛭子さんの作品「愛の嵐」を読んだ。この作品は批評に値する、愛の深さを描いている。わたしはこの日の夜、飲みの席で「愛の嵐」を熱く批評した。金曜日、五時限目の四年のゼミでもこの作品をとりあげた。今、具体的に語ることは控えるが、蛭子さんのこの作品を通して〈愛〉について語り合うことを大いにすすめたい。来週の「雑誌研究」でこの作品をとりあげる予定です。








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