平岡敏夫先生を囲んで

ここをクリックしてください 清水正研究室
ここをクリックしてください 清水正の著作
日本近代文学研究の重鎮平岡敏夫先生(筑波大学名誉教授・文学博士)が日本大学大学院芸術学研究科講師を今年の三月で定年退職されることになった。平岡先生には本の推薦文や栞に文章をよせていただくなど、たいへんお世話になっている山下聖美さんと相談して、三月十五日午後六時半より、お礼の意味もこめてささやかな感謝の会を目白の「いり江」でひらくことにした。ビールで乾杯の後、平岡先生の〈最終講義〉を四十分ほど拝聴。集まった教え子たちや取材をかねた日芸マスコミ研究会のイケメン副部長などひとりひとりが近況報告。なごやかな雰囲気のなかにも緊張感ただようすばらしい会となった。

平岡先生は栞で「賢治研究に不可欠でスリリングな本」のタイトルのもと「宮沢賢治を研究する上で、今後不可避の研究をなし遂げたと言っても過言ではない」と推薦の言葉を寄せている。山下さんがどれほど感激したか。平岡先生は若い研究者を励まし、育てる達人です。

山下さんの最初の漱石本の帯に文章を寄せていただいた。発行元のD文学研究会主宰者として感謝感激しました。この本は「坊っちゃん」研究に欠かせないものとなっています。

平岡先生の最終講義 2010年3月15日・目白「いり江」にて。

記念撮影
記念撮影。撮影者はイケメン副部長の藤野智士君。

日芸マスコミ研究会会長で大学院生の坂本綾乃さんから花束贈呈。

平岡先生には日芸に対する熱い思いを書いていただきました。