2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

『清水正・ドストエフスキー論全集』第9巻

清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、課題レポートなどは下記のメールにご連絡ください。 shimizumasashi20@gmail.com https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk これを観ると清水正のドストエフスキー論の神髄の一端がうかがえます。日芸文芸…

「『罪と罰』で読み解く日大アメフト問題」

https://www.youtube.com/watch?v=MlzGm9Ikmzk ここ一週間、神経痛がひどくほとんど横になって過ごしていた。日大アメフト問題の動画を観て思うことはあるが、原稿は『「源氏物語」で読むドストエフスキー』と「動物で読み解く『罪と罰』の深層」に限った。…

動物で読み解く『罪と罰』の深層

清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、課題レポートなどは下記のメールにご連絡ください。 shimizumasashi20@gmail.com 江古田文学97号(2018年3月)に掲載したドストエフスキー論を何回かに分けて紹介しておきます。第8回目。動物で読み解く『…

京都田戸花高等学校のマーチングがすばらしい

ここ一週間ほど、京都橘高等学校吹奏部のマーチングの動画にはまっている。とにかくすばらしいの一語につきる。女子高校生の生命力、エネルギーに元気がもらえる。国会のつまらない非生産的な質疑応答などばかばかしいかぎりだが、日本の若者たちの精一杯の…

動物で読み解く『罪と罰』の深層 連載7

清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、課題レポートなどは下記のメールにご連絡ください。 shimizumasashi20@gmail.com 江古田文学97号(2018年3月)に掲載したドストエフスキー論を何回かに分けて紹介しておきます。第7回目。動物で読み解く『…

動物で読み解く『罪と罰』の深層 連載6

清水正への講演依頼、清水正の著作の購読申込、課題レポートなどは下記のメールにご連絡ください。 shimizumasashi20@gmail.com 江古田文学97号(2018年3月)に掲載したドストエフスキー論を何回かに分けて紹介しておきます。第6回目。動物で読み解く『…

動物で読み解く『罪と罰』の深層 連載5

江古田文学97号(2018年3月)に掲載したドストエフスキー論を何回かに分けて紹介しておきます。第5回目。動物で読み解く『罪と罰』の深層 清水正 ロジオンの父称の一つロマーノヌィチ(Романыч)を〈Роман=小説の〉と解釈するとロジオンの父親は〈小説…

動物で読み解く『罪と罰』の深層 連載4

江古田文学97号(2018年3月)に掲載したドストエフスキー論を何回かに分けて紹介しておきます。第4回目。動物で読み解く『罪と罰』の深層 清水正 次に問題にしたいのは〈獣〉(Зверь)に力と位と権威を与えた〈竜〉(Дракон)である。この〈竜〉を『創…

本日は江古田の「同心房」で恒例の金曜会

本日は江古田の「同心房」で恒例の金曜会。出席は9名。話は盛り上がりっぱなし。神経痛の痛みもどこへやれ。今年は「日野日出志研究」四号を刊行する予定である。出席者のうち下原敏彦氏の原稿ははやばやと送られてきた。山崎行太郎氏は例によって「もう間に…

動物で読み解く『罪と罰』の深層 連載3  〈獣〉(зверь)

今日は家で『清水正・ドストエフスキー論全集』第9巻の校正。この巻にはわたしが学生時代に書いた「肖像画に見るドストエフスキーとニーチェ」「ドストエフスキー そのディオニュソス的世界」「回想のラスコーリニコフ 自称ポルフィーリイの深夜の独白」のほ…

動物で読み解く『罪と罰』

本日は大学院の授業。次回「江古田文学」98号に発表予定の「動物で読み解く『罪と罰』の深層」、について話す。原稿用紙にして25枚ほど。発表後、当ブログに掲載しよう。

動物で読み解く『罪と罰』の深層 連載2

江古田文学97号(2018年3月)に掲載したドストエフスキー論を何回かに分けて紹介しておきます。第2回目。 動物で読み解く『罪と罰』の深層 清水正 ■〈豚〉(свинья) 青年は犯行前の瀬踏みのためにアリョーナ婆さん宅を訪れた帰り、地下の居酒屋に立ち…

動物で読み解く『罪と罰』の深層

江古田文学97号に掲載したドストエフスキー論を何回かに分けて紹介しておきます。 動物で読み解く『罪と罰』の深層 清水正『罪と罰』には様々な動物(哺乳動物・鳥・昆虫・神話的動物)が登場する。どのような動物がどのような役割を担って登場しているの…